美味しい蒲焼きが出来るまで


鰻は夏より冬が美味しいって本当?
現代の日本では夏の暑い『土用の丑の日』に多くの方が鰻を食べますね。
それは冬より夏に鰻が美味しいからではありません。
昔暑さでウナギが売れなかった鰻屋が平賀源内先生に相談に行きました。
源内先生は鰻屋の店先に『本日丑の日』と書いて貼ることを勧めます。
するとお客さんが増え、他の鰻屋も真似をするようになりました。
そして土用の丑の日にウナギを食べる習慣が出来たそうです。
実際に夏のウナギより秋から冬にかけてのウナギの方が身が柔らかく美味しいです。
もちろん夏バテしないように 夏もビタミンたっぷりのウナギを食べてくださいね。
1.鰻は生きたまま店舗に運び込まれます。
2.この中に入れて流水しながら出番を待ちます。
3.鰻を捌きます。
内臓は肝焼き・肝吸いに、骨は油で揚げて骨煎餅に。
4.串打ちします。
5.素焼きします。
6.セイロに入れ 蓋をして蒸します。
ご注文を受けてから10分ほど蒸し、
うなぎの個々の固さにより蒸し時間は異なります。
7.タレを付けて焼きます。
8.タレをかけたご飯に蒲焼を載せます。
美味しいうな重の完成!